よくあるご質問

お客様より寄せられた商品に関するご質問やサービス全般に関するご質問をまとめています。

35%塩酸(常温)で使えるバルブを教えてください。

「常温」の具体的な流体温度をお知らせください。

流体の最高使用温度が50℃の場合を解説いたします。
35%塩酸、最大50℃の場合での推奨材質は、PP、PTFE、バイフロン®F (FKM-F) です。
汎用的には、ダイヤフラムバルブをお勧めします。本体(ボディ)がPP製、および隔膜(ダイヤフラム)がPTFE製のバルブです。使用温度毎に最大シール圧力が違いますので、ご注意ください。
ボールバルブの場合、シール材質をバイフロン®F (FKM-F)でご使用いただくことも可能です。この場合も、使用温度毎にシール圧力が違いますのでご注意ください。


ご不明な点がありましたらご連絡ください。

重油(石油製品)に塩ビ製パイプを使用することができますか。

使用しないでください。

燃料系油脂類(重油・軽油・ガソリン・ナフサ・エンジンオイル等)は、有機溶剤等と同様に、硬質ポリ塩化ビニル(U-PVC)はじめプラスチックの分子構造に化学的な影響を与えるので使用しないでください。

薬液を使用する場合、バルブのO-リング、シート類はFKMを使うことができますか。

「FKM」が全ての薬液に対して使用可能ではありません。

具体的な「薬液名」、「濃度」、「使用温度」、「流体の使用圧力」をご連絡ください。

最適な材質を選定いたします。

流体が次亜塩素酸ソーダ(NaClO)で、使用可能なバルブを教えてください。

使用流体の「濃度」、「温度」、「圧力」をお知らせください。

濃度13%、最大使用温度が40℃の場合を解説いたします。
13% 次亜塩素酸ソーダ(NaClO) 最大40℃の場合での推奨材質は、U-PVC、PTFE、FKM、バイフロン®C (FKM-C)です。

汎用的には、ダイヤフラムバルブをお勧めいたします。
本体(ボディ)がU-PVC製、および隔膜(ダイヤフラム)がPTFE製のバルブです。ただし、使用温度毎に最大シール圧力が違いますので、ご注意ください。

ボールバルブを使用する場合は、接液材質がU-PVC製で、シール材質はFKM製のバルブです。しかし、本体(ボディ)と部品(ボール)の間にデッドスペースがあり、次亜塩素酸ソーダの薬液特性から、揮発性を有していますので、爆発の危険性があります。汎用ボールバルブでのご使用は避けてください。旭有機材製の特殊品(穴付きボール仕様)を選定ください。また、流体の流れ方向に対する配管時の注意事項をご注意ください。さらに、使用温度毎に最大シール圧力が違いますので、ご注意ください。

ご不明な点がありましたらご連絡ください。

温泉配管ラインでEPDMのO-リングやシート類のバルブを使用することができますか。

「温泉配管ライン」からのバルブの選定はできません。

具体的な各々の薬液名、濃度、使用温度、および流体の使用圧力をご連絡ください。
「泉質データー」を頂ければメーカーにて選定しますので、ご連絡ください。

配管ラインに、酸性とアルカリ性の両方が流れます。どのバルブを使用すればよいですか。

具体的な各々の薬液名、濃度、使用温度、および流体の使用圧力をご連絡ください。

酸性とアルカリ性の混合液の場合、各々の耐薬品性評価を参照しないでください。
反応熱や分解熱の発生によって温度上昇の可能性がありますので注意が必要です。

汚水・汚物の配管ラインでは、どのバルブを選定すればよいですか。

汚水や汚物専用のバルブは販売していません。

配管の流体にスラリーや不純物などが含まれていない「清水」であれば、どのタイプのバルブでも使用可能です。ご連絡ください。
流体内に不純物が含まれていることでシール部分に噛み込み、部品を傷つける可能性があるためです。

PVDF製のボールバルブを使用したい。バルブのシール材にPVDFと同等な耐薬性を有したO-リングで組立られた製品を探している。

「PVDFと同等な耐薬性」からの選定はできません。

「流体名」「濃度」「温度」「圧力」「接続方法」をご連絡ください。

酸性やアルカリ性のpH値からバルブの選定をしたい。

溶液の液性(酸性・アルカリ性の程度)を表わす「pH」からのバルブの選定はできません。

「流体名」「濃度」「温度」「圧力」「接続方法」をご連絡ください。

汎用のVPパイプ(U-PVC製)は水道用に使用できますか。

使用しないでください。

水道用には、JIS K 6742 水道用硬質ポリ塩化ビニル管をご使用ください。

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