よくあるご質問

お客様より寄せられた商品に関するご質問やサービス全般に関するご質問をまとめています。

配管材料のサイズ(呼び径・口径)に表記している15Aと16A、30Aと32A、75Aと80Aの違いは何ですか。

メーカーや業界規格毎に表記が違います。

挿入するパイプは、外径(D)を基準とし、挿入される(接続される)バルブや継手などは、内径(d)を基準として「口径」、「呼び径」、「サイズ」と表記されています。
「口径」は、接続する側の内径(d)を使用し実際の内径寸法値を使われることが多いです。
「呼び径」は、外径(D)や内径(d)を丸めた(解り易く表示した)場合が多く見られます。
「サイズ」は、規格や海外品を視野にいれて「呼び径」、「口径」をメーカー独自に表現できる呼称(mm)として使用されています。パイプ・継手とバルブ・フランジでは、呼び径あるいはサイズの記述が異なります。

 

旭有機材製の場合:
塩化ビニル製パイプ・継手にはJIS規格がありますので、その規格呼びのまま表記します。
樹脂製バルブやフランジにはJIS規格など規格がないため、先行して規格化されている呼びを使用しています。
例:(塩ビ管 に対して樹脂バルブ
VP16に対して15A(15mm)
VP30に対して32A(32mm)
VP75に対して80A((80mm)_農水用バルブは75A(75mm)
という呼び表記になります。

15A(15mm)と16A(16mm)の違いは、
JISや汎用バルブのサイズ呼称が15A(15mm)|JISや汎用パイプ・継手のサイズ呼称が16A(16mm)
使用例:15A(15mm)のバルブは、16A(16mm)のパイプと継手を接続することができる。

30A(30mm)と32A(32mm)の違いは、
JISや旧バルブ呼称、パイプ・継手の呼称が30A(30mm)|JISや現在のバルブ呼称が32A(32mm)
使用例:旧30A(30mm)および現在の32A(32mm)のバルブは、30A(30mm)のパイプと継手を接続することができる。

75A(75mm)と80A(80mm)の違いは、
JISや上水用パイプ・継手の呼称または農業用水用の呼称が75A(75mm)|JISや汎用バルブ呼称が80A(80mm)
使用例:75A(75mm)のVP管に、80A(80mm)のJIS10K TSフランジを取付け、80A(80mm)のバルブを接続する。

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